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2024.02.28

ヒルトン沖縄宮古島リゾート

“ロケーション”
宮古島のトゥリバー地区に建つ本ホテルは、300室を超える外資系高級ビーチリゾートホテルとして2023年に開業。
本プロジェクトにおいてKKSはマスターアーキテクトであるKAJIMA DESIGNと共同で基本計画業務を行い、以降は設計監修として携わった。
全329室の客室、2つのレストラン、バンケット、SPAトリートメント、インドアおよびアウトドアのプール、ルーフトップバーおよびルーフトップチャペルを備えている。

“コンセプト”
沖縄本島や石垣などはリゾート開発化が進んでいる中、宮古島にはまだローカルな雰囲気が残っており、その地に行くとゆっくりと時間が過ぎ、自然そのものを感じることができる。
宮古島でしか体験できない魅力がゲスト各々の記憶に残るようなシーン造りを計画全体のコンセプトとして捉え、「MY FAVORATE PLACE」をメインテーマとして展開した。
2階レベルの到着シーンから伊良部大橋全景を望むサンセットビュー、屋上に配されたルーフトップチャペル、宮古島唯一のルーフトップバーからは東洋一とされる透き通った海の色(宮古ブルー)を望むことができ、居場所と時間毎のシーンそれぞれがゲストの記憶に残る。

 

Photo:株式会社エスエス九州支店