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2019

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2019.10.15

トラストガーデン荻窪 2019年8月

荻窪は歴史的に緑豊かな環境と、大正から昭和初期に武蔵野と呼ばれていた地域固有の荻の草原で良く知られていました。現在、東京都の東部に含まれるこの地域には、住宅、市民、教育施設がうまく共存しており、かつての文化的、政治的人物やアーティストの多くにとって「第二の故郷」であるという歴史的背景もあり、西の鎌倉とも呼ばれた名残のある昭和の黄金時代を象徴とした別墅地と言っても過言でもないエリアでもあります。

<アーキテクチャ>
当案件は、成熟した閑静な環境を維持しつつ、”別墅(べっしょ)“に対してのオマージュとなる建物を目指しました。緑に囲まれた住宅街に存在感を持ちながらも謙虚な建物になるよう設計されています。大きめの金色に輝く庇と外壁の鎧タイルによる陰影を活用し、シンプルで伝統的な日本の美と形を追求したデザインによって構成されています。過去に別墅もそれぞれの目的のために作成されたカスタムメイドであったように今回のデザインも「匠」という概念を更に現代的に表現したものとなっています。

<インテリア>
インテリアデザインは、本質的にこの「閑静なエレガンス」の原則に従っています。このようなアプローチは、控えめな門に反映されており、エントランスは豪華さではなく入居者を暖かく迎え入れる玄関として位置づけ、そこから続く庭園に面した吹き抜けのラウンジは、暖炉と書棚を設えた迎賓のための応接間として見立てており、四方を取り囲む特徴的なルーバーが開放感と落ち着いた優雅さを両立させています。
館内随所には、作家とデザイナーが協議を重ねて生み出されたオリジナルのアート作品が設置されており、荻窪という地名の由来である「荻の穂」や、かつての武蔵野の原風景を想起させるイメージなどを再解釈したモダンアートが、歴史ある地での暮らしを特別なものとしています。

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2019.07.31

名古屋マリオットアソシアホテル コンシェルジュラウンジ

2019年4月19日、JR名古屋駅真上にある名古屋マリオットアソシアホテルの15階にオープンした新装エグゼクティブラウンジ「コンシェルジュラウンジ」。

12M近い天井高さの吹き抜け空間をいかに活かしたインテリアにするかが課題となったリノベーションプロジェクトです。

インテリアコンセプトは「Maison de Serre メゾンデセーレ-温室のある邸宅-」。
320㎡の広いラウンジを5つのテーマエリアに分け、様々に居心地の良い空間として設えました。

「Welcome Living ウェルカムリビング」はチェックインエリアをシックで落ち着きのあるリビングルームとして演出。ラウンジ中央にはジュエリーショーケースをイメージしたブッフェコーナー「Jewelry Buffet & Live Kitchen」が華やかさを作り出します。

吹き抜け空間はコンセプトである温室をイメージに「Conservatory Dining コンサバトリーダイニング」として大きな窓からの自然光と緑あふれる空間、一段上がった「Wood Terrace ウッドテラス」には一枚板の木のビックテーブルと室内に居ながらアウトドアのような開放感を表現し、また、一画にはデザインされた本棚や暖炉を設えた「Library Lounge ライブラリーラウンジ」が寛ぎの空間を演出するなど、巨大なスペースをそれぞれ印象的でラグジュアリーなインテリア空間として生まれ変わりました。

光とグリーンに溢れる暖かい空間と煌めきのディスプレイをシックで落ち着きのあるインテリアでまとめた、ダイナミックかつ上品なデザインのラウンジです。

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2019.07.01

ザ アウトポスト セントーサ

デザインコンセプト
このホテルブランドのターゲットはニュージェネレーション、ヤングエグゼクティブ、若しくは旅行好きの若いカップルで周りに活気のあるエキサイティングな街の雰囲気を楽しみたい世代に適したホテルです。
デザインの特徴はブラック&ホワイト モノトーンがコンセプト、黒の“線”を強調したシンプル、コンテンポラリー、且つ パノラマティックな背景のバランスを考慮しながら洗練された大人的な雰囲気のインテリアです。

 

写真提供:Far East Hospitality

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2019.07.01

ビレッジホテル セントーサ

デザインコンセプト
ヴィレッジホテルは “フローティングオーシャン”に影響うけた意匠デザインです。
途切れることなく形を変えていく波を壁にイメージし、海底まで見える陽気で色鮮やかなサンゴ礁はFFEアイテムで表現しています。

 

写真提供:Far East Hospitality